Guzman y Gomez(GYG)は、2006年にシドニーで創業したメキシカンカジュアルダイニングチェーンです。それ以来、日本、米国、そしてグルメのパラダイスであるシンガポールへと海外に事業を展開してきました。
「GYGにご来店いただくと、どの店のチームもエネルギッシュで、情熱的で、料理に夢中になっていることがおわかりいただけます。最高品質のサービス、最高の食材、そして最高のファストフード体験を提供し続けることが、私たちの責務であり、常に向上心を持って取り組んでいます。
2014年にシンガポールに出店して以来、私たちは事業の拡大と、ドリームチームという名の組織を作ることに注力してきました。」と、GYGシンガポールのジェネラルマネージャー兼マスターフランチャイジーのJosh Bell(ジョシュ・ベル)氏は述べています。
GYGは、シンガポール中央商業地区(CBD)の中心部にあるアジアスクエアタワーに1号店を構えて以来、全島で11店舗まで拡大し、今後12か月でさらに4店舗をオープンする予定です。
「Adyenを本稼働すると、たちどころに事業へプラスの影響が現れました。」
「当社のAdyenとのパートナーシップは、POSプロバイダのRevel Systemsから紹介された2018年から始まりました。その当時、当社のPOSチームは、注文の受付と厨房担当への伝達に関して、さらに技術的統合に関しても多くの課題があることを認識していました。取引のスピードと、さまざまな決済ソリューションとのコミュニケーションを改善したかったのです。
スピードとパフォーマンスが即座に向上
Adyenを本稼働に移行すると、即座に業務へプラスの影響が現れました。注文時間が大幅に短縮され、カスタマーエクスペリエンスが格段に向上しました。お客様の注文はすべて数秒足らずで完了できるようになり、お客様から見た価値が一層高まりました。私たちは素早さが売りのクイックサービスレストラン(QSR)ブランドですので、スピードが鍵になるのです。」とJosh氏は付け加えています。
取引時間の短縮は、シンガポールのお客様が望む支払い方法が、現金から非接触型へとシフトしていることも大きく影響しています。
シンガポールの非接触型決済化に伴い、取引も高速化
コロナ禍の発生後、消費者はより衛生的な支払い方法を求め、現金や暗証番号を入力するデビットカードでの支払いを避け、非接触NFCカードやモバイルでの支払い、そしてQRでの支払いを好むようになりました。
実際、シンガポール人は世界で最も衛生意識の高い消費者です。「2020 Agility Report Singapore」報告書によると、決済端末が清潔かどうかを気にしている人の割合は、世界平均の54%に対して、シンガポール人は72%に達しています。
「最近のお客様は、非接触型やモバイルでの決済を好まれています。カードやデバイスをPOSターミナルにタップするようお願いするだけで済むので、とても簡単です。
「最近のお客様は、非接触型やモバイルでの決済を好まれています。カードやデバイスをPOSターミナルにタップするようお願いするだけで済むので、とても簡単です。現金での取引は減る一方です。」とGYGのレストランマネージャー、Rachel Ng氏は述べています。
このトレンドの進展は、ランチとディナーのサービス時間にスタッフに加わるストレスを軽減するのにも役立っています。QSRブランドでは、12時から14時と17時から19時にピークが来ることが知られています。それは何故でしょうか?
安全な距離を確保するために座席数を減らしたことで、店内で食事をするお客様は減っているようですが、GYGでは、食事の時間帯にテイクアウトやデリバリーの注文が増えていることがわかっています。取引に時間がかかり過ぎると、注文が滞り、レストラン周辺には長蛇の列ができてしまいます。
「迅速な支払いプロセスにより、ピーク時にもスムーズに対応でき、コミュニケーションエラーが少なくなりました。また、従来の支払い方法での標準的な前後処理に比べて、メニューとカスタマイズに集中できるようになりました。」と、GYGのフロントオブハウスチームの一員であるBernadette Naguiat(ベルナデット・ナギアット)氏は語っています。
Adyen POSソリューションがGYGチームにもたらすメリットとは
Josh氏は次のように述べています。「RevelPOSシステムはAdyen端末と統合されており、売上額の照合はテクノロジーによって完璧に制御されています。また、Adyenに切り替えたことで、売上の計上漏れが大幅に改善され、エラーが一掃されました。」
Josh氏のような事業主にとって、Adyenは売上額の照合が保証される信頼性の高い決済ソリューションで、GYGのストアマネージャーの間でも非常に人気がありました。
マネージャーは、シフトの終わりに「レシートの照合と差異のチェック」に余分な時間を費やす必要がなくなったため、照合や決済のレポートが簡単になりました。
「ストアマネージャーはAdyenを大変気に入っており、GYGの全従業員にとっての救世主的な存在なのです。終業時のレポートははるかにシンプルになり、レシートを取引や支払い方法ごとに仕分けする手間もなくなりました。」
このチームに5年ほど在籍しているRachel氏は、次のように話しています。「すべてのストアマネージャーがAdyenを大変気に入っており、GYGの全従業員にとっての救世主的な存在なのです。終業時のレポートもはるかにシンプルになり、レシートを取引や支払い方法ごとに仕分けする手間もなくなりました。これですっかり肩の荷が下りました。通常、システムを変更すると、なんらかの問題が発生するものです。しかし、Adyenへの切り替えはとても簡単で、作業方法を変える必要はありませんでした。私にとっては驚きでした。」
企業の成長を重視した決済パートナー
「当初は、テクノロジープラットフォームの統合に懐疑的でした。Adyenと出会う前のシンガポールでの経験からして夢物語だと思っていました。
しかし、Adyenチームは当社のレストランを訪れて、私たちの業務や使用しているPOSシステムを深く理解することに時間を費やしました。そして、彼らのテクノロジーによって改善する方法を見出す支援をしてくれました。これは、私たちにとって大変新鮮な体験でした。」とJosh氏は述べています。
GYGとAdyenチームの話し合いは、当初ディナーの価格設定や決済の合理化を取り巻く話題でしたが、パートナーシップの焦点は常に企業の成長と、Adyenが食卓により良い価値をもたらす方法に焦点を当てていました。
「Adyenのインフラストラクチャを導入して運用することで、私たちGYGは、消費者行動や決済方法の嗜好における構造的転換にシームレスかつ容易に対応することができました。」
Adyenは、POSプラットフォームと完全に互換性のあるデジタルソリューションの実装から、使いやすい決済端末でGYGドリームチームを強化することまで、常にテクノロジーを活用して一歩先を進めるよう企業を支援しています。世界がデジタル化を加速させ、外食産業にさらなる俊敏性が求められていることから、これは非常に重要な意味を持ちます。
Josh氏は、そのことを次のような言葉で表現しています。「Adyenのインフラストラクチャを導入して運用することで、私たちGYGは、消費者行動や決済方法の嗜好における構造的転換にシームレスかつ容易に対応することができました。障壁や障害、ボトルネックがないので、お客様が私たちのレストランで食事をするときには、柔軟性に富んだ自由な時間を過ごすことができるのです。
テクノロジーを活用して、仕事のやり方や提供する顧客体験、ビジネスにおける実行リスクなどの摩擦を取り除くことができるようになるほど、効率はさらに向上します。世界が急速に進化し続ける中、Adyenとのパートナーシップにより、私たちはテクノロジー、イノベーション、適応能力において最前線に立つことができると確信しています。」
私はAdyenのプライバシーポリシーを確認した上で、それに基づき私の個人情報が使用されることに同意します。